胸膜癒着術、痛すぎて息するの忘れた

肺がん

さて、旅行諦め入院です。

今回は胸水が貯まっているとの事で胸水を抜く手術

胸水を貯まらなくする癒着とゆう処置をします。

【まずはドレーンを入れて胸水を抜く】

入院初日に胸水を抜く為の処置をする。

胸の横から肋骨を通り抜けドレーンを挿入。

以前にドレーンを挿入した事があったが、その時は全身麻酔だった為

怖くなかったが、今回は局所麻酔だから怖い。

麻酔が終わると痛みの感覚はなくなったが

絶対今肋骨にドレーン押し込んでるよね。

ってゆう感覚はジンジン伝わってくる。

目隠しをされているが、私としては目隠しをされた方が怖い。

注射もガン見したいタイプ。

処置は30分ほどで終わり、私の体には思ったより太いドレーンが刺さり

その先には胸水を排出する機械が繋がれていた。

この時点では、3日間位でドレーンが抜けるものと思っていたが

8日間もご一緒するとは思わなかった。。。

苦痛の始まりだった。

↑こんなけも貯まってたらそりゃ息苦しい
こんな液体が体に貯まっていたと思うとなんか気持ち悪いな

【ドレーンを入れてから2日後、癒着は行われた】

1日にでる胸水の量が150ML以下にならないと癒着術ができないらしい。

レントゲン次第だが私は結構でていた。300ML位。

よく分からないが溢れるように胸水が出てくる。

この胸水を見ていると、そんなに私の体は悪いのかと

ネガティブ感情が湧いてくる。

レントゲンの結果、今日癒着しましょうとゆう事になった。

急に怖くなった。主治医に聞いてみる。

nako
nako

先生、ネットに結構痛いって書いてる事多いんですが

やっぱり痛いんでか?

医師
医師

痛くないですよ、大丈夫大丈夫!

この言葉を信じた私が悪かった。

癒着術は体に刺さっているドレーンに2種類の液を注入する。

その後体の体位をゴロゴロ変えて、液をまんべんなく体にいきわたせる。

処置的にはどってことない。

なんか量多めのこの2つの液体。さあ来い。

先生は痛くないと言っていたから大丈夫だろう。。。

そして注入された。

その瞬間、激痛がーーーーーーーー!!!

「痛い痛い痛い痛い」

もう痛いしか言葉が出てきません。

肺を鷲掴みにされているようななんともいえない激痛。

このままでは死んでしまう。本気で思った。

その時、息をするのを忘れていた事に気づき、

最低限息だけはしようと必死に深呼吸をした。

処置をしてくれた先生に訴えた。

nako
nako

せ、先生、痛いんですけど。

これなんとかなりません?

医師
医師

じゃあ看護師さんにロキソニン持ってきてもらいますね

nako
nako

タノンマス。。。

主治医の先生は痛くないと言ったに、こんなけ痛みに悶えてる

自分は痛みに弱いのだろうか?いや、そんな事はない。

痛すぎる。後で主治医の先生に抗議しに行こう

そんな事を考えながら約1時間痛みに耐えた。

ロキソニンが効いてきたのか、若干余裕がでてきて

母親や旦那さんに「痛すぎる」とゆう報告メールを打った。

【あんなに激痛に耐えたのに癒着不完全で2回目実行】

一回目の癒着が終わり、胸水の排出量は減ると思いきや、そこまで減らない

朝起きたらホースに胸水が貯まってる。

これを起きて確認した時はため息がでてしまう。

なんで止まらないんだ、私の胸水!!

とゆうか、1回目で失敗したら2回目があるなんて知らなかった。

1回で完全に癒着できるもんだと。

しかし、この感じだときっとうまく癒着できてないんだろう。

だから胸水もでてくる訳で。

腹をくくるしかないか。

【2回目の癒着決定ー!】

1回目の癒着をしてから2日後、レントゲンの結果、

やはり癒着不完全とゆう事で2回目決定〜〜

もういいよ。そうなると思ってたから。

ドレーンもずっと刺さってるし、寝たら背中が激痛だし

もう早くやってドレーン抜いてくれよ!とゆう投げやりな気持もあり。

2回目の登場。1回目と全く同じ薬剤です。

もう要領は分かっている。さあ来い!

「あれ?そんなに前程痛くない。ちょっと痛いけど大丈夫かも・・」

1回目が激痛だっただけに、構えてはいたが

痛みは1回目の半分以下!!

これもやってみないと分からないとゆーか、人それぞれ。

そんなやる機会なんてないんだけど、2回目の激痛の人も

いるみたいで、私の場合はそうだった。って事ですね。

【癒着は成功したのか!?】

その後は、ドレーンの痛みと戦いつつ、排出される胸水に一喜一憂し、

3日間を過ごす。

排出量を見た感じ、劇的に少なくなっている感じは、、、ない。

1日150ML前後の排出量。微妙。。。

看護師さんに恐る恐る聞いてみた。

「これ、3回目癒着する人もいるんですか?」

「いらっしゃいますよ〜。◯◯さん、ちょっと多めですね。。。」

3回目もあり得るんだ。。。ガ――――‐ン。

その時、土日だったので主治医の先生も来ないし、

私はひたすら耐えた。待つ事が嫌いな私なので

結果がすぐに分からない事に悶々とする。

そして待ちに待った月曜日、レントゲン次第で

3回目か管を抜くかの2択に分かれる。

その結果。。。。

管を抜ける事に〜〜!!!!!

ちゃんと癒着できていたみたいです。(ちょっと不安だが)

その日の家にドレーンを抜く処置をし、3針縫って私は自由に。

さよなら機会。ありがとう

この機会、ちょっと愚痴を言わせてもらうと

常にコンセントと繋がっていて、トイレなどで移動する際

その都度コンセントを抜かいないと行けない。

しかも抜く度に「ピーピーピーピー!」とゆう

異常を知らせる様な大きな音がなる。

周りの同室の人はきっとびっくりする。

それでもコンセントを抜かないとトイレにも行けない。

めんどくさい。

トイレから帰ってきてコンセントを刺した瞬間、

あ、歯も磨いとけば良かった。とかなる。

またあの音を出さなければ行けない。。。

そんな8日間を過ごし、11日間の入院生活が終わりました。

【胸水抜いて癒着して息苦しさはどう?】

息苦しさは前よりはなくなりました。

前は息を思いっきり吸っても吸いきれない感じがあった。

今はそんな事はなくなった。

だが、入院してドレーンに繋がれていた為

ほんとんど歩くことがなく、劇的に体力がなくなった。

ちょっと歩くとしんどい。

めっちゃ走った後の様にしんどい。

少しずつ体力回復しないとダメだな。

頑張ろう。

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