新たな抗癌剤（ドセタキセル）が始まります。

イレッサの服用が２週間で中止になり、

落ち込んでいる暇もなく、

次の一手の説明を受けた。

その時の私の心境としては

もう何でも来い！！といった感じだった。

【次の一手は！？主治医の説明を受ける】

ドセタキセル
イチイ科の植物成分を原料として半合成された化合物です。
細胞が分裂する際に必要な細胞構成成分の一つである
微小管を安定化および過剰発現させることにより、がん細胞の増殖を阻害します。
くすりを注射してから2から3週間過ぎた頃より、髪の毛が抜けてきます。
脱毛時に頭皮がピリピリと痛むことがありますが、次第におさまります。
この脱毛は一時的なもので、全ての注射を終了してから2から3ヶ月で回復し始めます。

イレッサの副反応で肌が荒れていたのと、

声がカスカスで出なくなっていた為

この時点で仕事は休んでいた。

さらに入院との事で、本格的に休職することに。

【実際にでた副反応！】

前回の抗がん剤の副作用はこちら↓↓↓
http://panic-haigan-happy.com/2024/08/23/１年間頑張った抗がん剤。次の一手はなんだ！？/

２０２４年７月にドセタキセル１クールを開始。

実際に起こった副反応をまとめてた。

①倦怠感
②下痢
③吐き気（実際に１回吐く）
④舌苔
⑤食欲不振
⑥手のひらの痛み、痺れ
⑦脱毛

この７つ

【実際いつからどの位しんどい？】

①倦怠感
投与３日目から何となく体が重たい

②下痢
投与２目の夜からシャー

③吐き気（実際に１回吐く）
投与２日目の夜にリバース

④舌苔
これは前回の抗がん剤の時と同じ

⑤食欲不振
舌苔が酷くなるにつれて食欲もなくなる

⑥手のひらの痛み、痺れ
投与６目目に手のひらに違和感が
その後、悪化し激痛で何も持てない状況に
痛みは３日程で収まり、その後皮がむけ治る
痺れは第一関節全てに現れる

↑赤い部分がピリピリと痺れている

↑だんだん酷くなり箸も持てなくり火傷のよう

⑦脱毛
投与１３日目、風呂場でかなりの量抜ける
その日を堺に、毎日抜けて抜けて抜けまくる
起きた時、枕は髪の毛だらけ
約１週間程で抜けるところまで抜けた。
経緯を写真で見てみよう

抜ける抜けるとは聞いていたがみごとに抜けた。
ちなみに、１回のお風呂で抜ける量はこの位
ハムスター１匹分位は抜ける。

【脱毛はショックだった？】

女性にとって髪の毛は命。

とも言われるが私はそこまでショックではなかった。

抜けていく途中は落ち武者の様で嫌だったが。

それよりも、動けばパラパラと髪の毛が落ちていき、

起きれば枕は髪の毛だらけ。

それをその都度ゴミ箱に捨てなければいけない

その面倒くささが嫌でたまらない。

早めに坊主にしようと思っていたが、

抜ける過程で坊主にしてしまうと、

短くなった毛が体や服に着いて

チクチク痛いそうで、それはやめた。

脱毛が始まって３週間後、

ある程度抜けたタイミングで人生発の坊主に。

お風呂も簡単でドライヤーの必要もなし。

とても爽快な気分だった。

【なぜ脱毛が嫌じゃなかったか考えてみた】

人によっては泣くほど辛い事だ。

しかし脱毛には痛みや痒みを伴わない。

見た目は変化するが、今まで経験してきた

壮絶な湿疹や、毎日吐いていた逆流性食道炎などに比べると

私にとっては見た目が変わる事くらいなんともない。

しかも今は可愛いウィッグがたくさんあって

本来の髪型より可愛くなれたりする。

あと、旦那さんが

『坊主でも可愛いよ』

と普通に言ってくれた。

その一言はとても大きい心の支えだ。