【気管支鏡検査とは】
PETーCT検査の1週間後、今度は気管支鏡検査とゆうものを受ける。
気管支鏡検査とは
肺に直径5mm程度の内視鏡を挿入して細胞や組織を採取することで、がん細胞の有無を確定する検査です。肺の病巣に気管支鏡が届くと先端からブラシや針、鉗子が出て、細胞や組織を採取します。
検査の為2泊3日の入院。
(入院しない場合もあるそうですが)
検査当日は
※朝食なし。
※4時間前から飲み物禁止。
※検査後2時間は絶食。
私は朝10時からの検査だったので、6時から飲み物禁止。
朝起きて一回も飲み物が飲めないのはきついので
5時半に起きて思う存分水分補給。
(実際は前の検査が押して11時半スタート。じゃあ6時半まで水飲めたやん!)
【検査の流れ】
どんな流れで検査するのかはだいたい理解していたのだが
喉の不快感を取る為の局所麻酔スプレーをされた時
『おえーっ!』
とえずいてしまいそれ自体が激不快!!!
その後口になにかを当てられて吸引している間に
気づけばベッドに横になり、
先生達の会話が遠くの方で聞こえます。
そしてどうやら眠っている間に検査は終わったようだ。
目が冷めたら病室。
意識失ってて良かった〜
【検査の結果は!?】
検査後、2時間絶食なのでかなり空腹。
やっと昼食が運ばれてきてさぁ食べようかとゆうタイミングで
先生が来られた。
この先生は今でもお世話になっている私の主治医の先生です
こないだのPETCTの結果から言うね
あ、はい。。。
肺の周囲にある胸膜とゆうところに癌が浸潤している事が分かりました。
ステージ1や2ではないとゆう事になります。
え、、、。
詳しくは脳のMRIを撮らないとわかりませんが、リンパの流れに乗って
転移している可能性があります。
脳?そんなに悪いんですか?
その場に旦那さんと母がいましたが、3人とも固まってしまいました。
次に今日の気管支鏡検査の結果ですが、nakoさんの
腫瘍がある場所がとても複雑な場所にあり、
うまく細胞を取ることができませんでした。
そのため腹腔鏡手術を後日行わないといけません。
手術ですか!?
開腹手術ではないので10日程の入院になると思います。
その結果によってnakoさんの治療方法を確定していきます。
一緒に頑張りましょう
お昼ごはんを食べる気力もなくなり、空腹すら感じない。
ステージ1じゃなかった。
初期じゃない。
あの先生はステージ1って言ったのに。
もう脳にも転移してる可能性がある。
そう思うと怖くて涙が溢れてきた。
一体私の体はどうなってしまうんだ。
【病気は家族も共に戦うとゆうこと】
その後、本当はもう1泊入院の予定だったが、
私のショックが大きく、家に帰ったほうが精神的によい。
との事で、退院させてもらう事に。
帰りの車の中、旦那さんと母と3人。
言葉がありません。
私の人生はどこからおかしくなったのか。
誰のせいでもない、私の運命。
苦しい。。。
でも家族もそれ以上に苦しいはず。
その日の夜、母にメールしました。
私『今日は辛い思いさせてごめんね。ここまでくると神に祈るしかないね』
母『辛いのはnakoや、お母さんはやれる事ならなんでもやるよ!
神でも民間療法でも何でも。だから一緒に頑張ろう』
母にはパニック障害の時にもとても心配をかけた。
ご飯が食べれなくなり30キロ台まで体重が落ちた時も
電車に乗れなくなった時も、夜眠れなくなった時も
ずっと隣で支えてくれた。
なのにそれ以上に心配をかける事になるとは。
最低だ。
旦那さんとは一緒に泣いた。
その時
『nakoが死んだら俺も死ぬから』
と言った。
最低な事を言わせてしまった。
今でも鮮明にその言葉を覚えている。
私が出来ることは自分の為にも家族の為にも
治療を頑張るとゆうこと。
そして一生懸命生きること。
自分の運命を受け入れるにはまだまだ時間はかかりましたが。
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