【どの位の期間飲んだのか】
３年７ヶ月、タグリッソと人生を共にした。
８０mgを２日に１回
副反応がきつく、かなり過酷な時期もあったが
それでもタグリッソには感謝しているし
ありがとうと伝えたい。
あの時私を絶望から救ってくれたのだから。
でも副反応の事はちゃんと知ってもらいたいので
画像付きで紹介しますが、見たくない方はスルーで。
【副反応 ①下痢】
飲み始めてすぐにでた副反応は下痢。
食べたらシャーといった感じ。
下痢は下痢で辛い。
１週間後の診察で、下痢症状が強く１日１錠⇒2日に１錠に変更。
私としては下痢が酷くても、効き目が半減するのは怖いし
癌細胞が死ぬなら頑張ります！
とゆう気持ちだったが、闘病は長期に及ぶもので、
副反応で生活の質が落ちてしまったら元も子ない。
いかに薬とうまく付き合っていくか。
が大前提。
対策⇒⇒⇒
下痢止め薬を飲み、水分をたくさん取ること
【副反応 ②口内炎】
口内炎もこれまた地味に辛い。
１週間程で収まるが、一気に３つとかできた日には
もう冷やしうどん一択。
場所も様々で舌の裏やほっぺたの裏にも出現。
対策⇒⇒⇒
病院でもらえる塗り薬
市販薬の丸いパッチを貼る
なるべく固いものを食べない
口の中をなるべく乾燥させない
【副反応 ③爪囲炎】 ※閲覧注意
タグリッソを飲み始めてその生活にも慣れてきた頃、
足の親指に違和感が。
なんだか歩きにくいし当たって痛い。
これはもしかして。。。
そう、代表的な副反応の爪囲炎です。
【爪囲炎（そういえん）とは】
手足の爪の周囲に細菌やカビが入り、感染や炎症を引き起こす事で
爪の周囲が赤く腫れたり、痛みが生じたり病気です。
今までもなんか痛いな。くらいの予兆はあったが
完全に悪化し膿んでます。
その時の画像です。閲覧注意です。
ここまで悪化しても私は皮膚科には行かず。
麻酔されて肉を削ぎ落とされると思うと無理。
じゃあどうやって治したかとゆうと、旦那さんが
毎日、絆創膏で肉を引っ張る様に固定し、薬を塗る。
お風呂に入ったら消毒してまた絆創膏を。
その甲斐あって、だんだん膿んでいた部分が乾燥し、
皮膚が再生して完全に爪周炎に勝利。
とゆう事で、皮膚科に行かず私は治す事ができましたが、
（ほんとはダメなんでしょうけど・・・）
膿んでいる間は歩くのもめちゃくちゃ痛かったです。
対策⇒⇒⇒
足を清潔にする
保湿する（ヒルロイドクリームなど）
窮屈なくつを履かない
爪をスクエア型に切る
【副反応 ④湿疹】 ※閲覧注意
タグリッソを飲み初めて１年半ほど経った夏、
腕が痛くて湿布を貼った時にかぶれてしまいまいた。
↑↑ 最初は赤い虫刺されの様な湿疹が２つできていた程度
↑↑ だんだん赤いポツポツが増えてかなりの痒みを伴う
↑↑ 手も足も容赦なく吹き出てくる
↑↑ 両足の太ももに全面
↑↑ 太ももにも侵略
↑↑ やっと枯れてきた。が、掻きむしったところは跡に
湿布被れから始まったので、
最初はタグリッソの副反応とは思わず
何件も皮膚科を回った。
どの皮膚科の先生も診断に迷い頭を悩ませていたが、
ある一人の先生が【自家感作性皮膚炎】と診断された。
【自家感作性皮膚炎とは】
自家感作性皮膚炎は、主に虫刺されやかぶれ、貨幣状湿疹、アトピー性皮膚炎などの皮膚炎が急に悪化し、発疹が全身に広がる状態をいいます。
初めにできた皮膚炎の部分が急に悪化して、ぶつぶつした湿疹である「丘疹」や、赤く盛り上がった「赤疹」ができ、それらが全身にまばらに現れることが多いとされています。自家感作性皮膚炎は、非常に激しい耐え難い痒みを生じます。搔いてしまうと、さらに湿疹が広がるケースもあるので注意が必要です。
つまり、湿布被れが原因でできた湿疹が全身に回ってしまったと。
そんな事あるんですね。
私の場合、タグリッソを飲んでいた為、
それがより強く出たのかも。
しかしこの湿疹には約２年悩まされた。
とにかく痒い。でも掻いたら広がる。
夜中も容赦なく痒みが襲ってきてもう地獄。
気が狂いそうになった時もあったが
ここも家族の助けでどうにか乗り越えられた。
旦那さんが毎日毎日塗り薬を塗ってくれた。
時間はかかったがタグリッソ卒業と共に
この憎き湿疹も消滅していった。
【使用したステロイド薬】
・アンテベート
・ネリゾナユニバーサルクリーム
・ベタメタゾン
・ロコイド
対策⇒⇒⇒
保湿
掻かない（無理があるが）
皮膚を清潔に保つ
紫外線をさける
【どれが一番辛かった？】
①下痢
②口内炎
③周囲炎
④湿疹
と紹介しましたが断トツ
④湿疹です！！
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